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ウォーハンマーを始めて気づけば五年の歳月がたっていました。まだまだやりたい事が沢山ありすぎて困ってしまいます(笑)。より多くの方にウォーハンマーの魅力が伝わればと思っております。


by tyranids

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ウォーハンマー40K、ローンウルフの挑戦。#gwjpnclub

 ゲームズワークショップジャパンさん主催の全国バトルキャンペーン「ケイオスライジング」の開戦まであと三日とせまり、ワクワクする気持ちとともに、その準備をすすめています。
 「魔王の森」では、店内にポスターをはりだし、戦況などを随時更新出来るようにして、お客様に今回のバトルキャンペーンを存分に楽しんで頂けるようにフォローさせて頂こうと思っています。
 今回は特定の店舗に行かなくても、いつも集まる仲間やクラブチームなど、どんな形で対戦してもそれがキャンペーンに反映されるシステムのようですので、この機会に全国にいる同好の士と肩を並べて戦う体験が誰でも出来るものとなっています。

 もともとウォーハンマーはただ単に勝った負けただけではなく、そのバックストーリーを映画やアニメのように楽しんでいける部分が大きな魅力だと私は思っていますので、今回のようなバトルキャンペーンで、皆さんでストーリーを生み出していく形でのプレイは、理想のプレイの1つだと思います。

 さて、そんな魅力溢れるバトルキャンペーンの初戦を何で楽しもうか、その後どんなアーミーを使っていこうかというのが最近の悩みなわけですが、先日お客様数人とウォーハンマー40000のユニットについてとりとめもない雑談をしていたのですが(「魔王の森」ではこういう雑談件ディスカッションがよくあります(笑))、その時にスペースウルフのローンウルフは、現行ルールでは非常に強力で、わりと一騎当千の働きをしてくれるのではないか?というものでした。
 あくまで1000ポイント程度のアーミーでの前提なのですが、その規模であれば、エリート枠を1つ潰しても痛くないし、フェンリスウルフをつれていけば「閣下危ない」までやってくれる。
 さらに最後には失っていたいユニットなので、相手のトループなどに当てる事で、コスト対効果としては大きな戦果をあげられるのではないか?というものでした。

 話も盛り上がり、私としても興味深々だったので、さっそく試してみる事にしました(笑)。
 ついでといってはなんですが、最近の私はとにかくデタッチメントアーミーにこっており、1000ポイントクラス以上のアーミーなら、とにかくデタッチメントを試してプレイしています。
 今回は新ルールになって戦力ダウンしたエルダーを相棒に選んでみました。
 幸いにしてスペースウルフとエルダーの相性は「その場しのぎの同盟」ですので特に難しい事は考えず、スペースウルフに足りない、「機動力のある長射程の射撃武器」要員として採用してみました。

 さらに、スペースウルフのコデックスを読み返してみたら、狩人のサーガが「隠密能力」と「奇襲」能力を与えるとあり、回避能力というカバーセーブを手に入れたバイクと極端に相性が良い事を発見、さっそく採用してみます。

 こうして出来上がったアーミーは、ルーンプリーストとウルウガードバトルリーダー(パワーフィスト、ストームシールド、狩人のサーガ)をバイクにのせ、スウィフトクロウバイカー×4に合流、グレイハンター×5にプラズマガンだけお守りに持たせて2ユニット、そしてアウタールーク(リーパーーランチャー所持)をガーディアン(エルダーミサイルランチャー選択)×10に合流させ、ヴァイパージェットバイク(スターキャノン)、ウォーウォーカー(スターキャノン、スキャッターレーザー)を各1台づつといった構成です。

 スパーリングの相手をして下さったのはアッシュ氏のケイオスマリーンで、内容は黒きメイスをもったディーモンプリンス、バイクに乗ってパワーフィストをもったケイオスロード、ケイオスマリーン×10(プラズマガン2個)、ケイオスマリーン×5(プラズマガン1個)、カルティスト×10(オートガン)、モウラーフィーンド(触手型)という構成です。

 ダイスロールの結果。
配置=鉄槌と金床
ミッション=巨砲は眠らず(拠点数は5個に)
 となりました。

 ちなみにウォーロード能力は、こちらのルーンプリーストが達成ユニットになれて、アッシュ氏のロードが逆襲を持つでした。
 個人的にはまったく気にとめていなかったのですが、このウォーロード能力が、後半勝敗の鍵を握る事になったのです。

 先攻はアッシュ氏で、モウラーフィーンド、ケイオスロードバイカー、ディーモンプリンスという、1兵で1ユニット分の働きをする者達が一気に距離を詰めてきます。

ウォーハンマー40K、ローンウルフの挑戦。#gwjpnclub_c0196210_20434180.jpg


 写真で青い星印が拠点の場所です。
 こちらとしてはとにかく射撃で対応するしかなく、戦場にいるどのユニットがぶつかっても砕け散る事うけあいの状況です。

 モウラーフィーンドについてはグレイハンターのプラズマガンとヴァイパーのスターキャノンがダメージを与え、ケイオスロードバイカーにはウォーウォーカーがダメージをそれぞれ与えますが、アウタールークとガーディアンがディーモンプリンスに効果的なダメージを与える事ができません。

ウォーハンマー40K、ローンウルフの挑戦。#gwjpnclub_c0196210_20443562.jpg


 そして、白兵戦フェイズに、ローンウルフがモウラーフィーンドに突撃します。
 モウラーフィーンドの回はそれほど大きくなく、フェンリスウルフの尊い犠牲の上に、パワーフィストで粉砕する作戦です。
 こちらは敏=1ですので、モウラーフィーンドが先に攻撃!
 接の差もあり、有効打はたった一発しか来ず、フェンリスウルフに「閣下危ない!」を作戦通り要請。
 「すまん!私の身をまもってくれ!」

 わん?(なにか言いましたか、ご主人?)
 ぐしゃっ!

 華麗にフェンリスウルフが閣下危ないに失敗してローンウルフは痛みをしらぬものの判定も出来ずに即死してしまい、2頭のフェンリスウルフもご主人の亡骸をくわえて戦場から離脱してしまいました・・・。
 いや、何というか、うーん(苦笑)。
 当然といえば当然なのですが、テストになってなかったような(笑)。

 ここから流れは一気にアッシュ氏の陣営へと傾きます。

ウォーハンマー40K、ローンウルフの挑戦。#gwjpnclub_c0196210_204414100.jpg


 2ターン目にオブリタレイターが到着し、後衛のグレイハンターをアサルトキャノンで攻撃し、私の配置の悪さからプラズマガン所持の兵がいきなり失われてしまいます。
 そしてモウラーフィーンドは前衛のグレイハンターに突撃を成功させますが、ここで警戒射撃のプラズマガンがラッキーヒットして2ダメージ目を与えます。
 ディーモンプリンスは当然のようにアウタールーク+ガーディアンに突撃し、次々とガーディアンが粉砕されていきます。

 その裏で、ウォーウォーカーとヴァイパーの集中砲火をオブリタレイターにかましますが、どうにも出目がまとまらず、前後から射撃したことも災いして2体に1点づつという最悪の結果に。
 グレイハンターはグレネードで必死にモウラーフィーンドにいどみますが効果なしです。
 一方アウタールークはさっさと逃亡してしまい、戦場の外へと無事脱出していきます。
 何しにきたんだよ君達は、エルダーの行動は人間には理解できません(笑)。

 そして第3ターンには、フリーになったディーモンプリンスがウォーウォーカーに突撃!

ウォーハンマー40K、ローンウルフの挑戦。#gwjpnclub_c0196210_2045136.jpg


 ここで重大な事実に気が付きます。
 ウォーウォーカーって、ビークルだから射界があって、真後ろから突撃されると警戒射撃出来ないじゃないですか。
 無抵抗のまま粉砕されてしまいました。
 ヴァイパーは当然のようにオブリタレイターにはたかれて爆散。
 モウラーフィーンドに奮闘していたグレイハンターも力尽きてしまいます。
 戦場にはグレイハンターが3人だけというひどいありさまです。

ウォーハンマー40K、ローンウルフの挑戦。#gwjpnclub_c0196210_20444068.jpg


 しかし3ターン裏に、ついに我がバイカー部隊が到着し、奇襲攻撃からの射撃をケイオスマリリーン本陣に叩きつけます。
 もっともほとんどアーマーセーブで防がれたのですが、とにかく全滅はさけられる見通しとなりました(この予備戦力がこなかったらグレイハンター3人しかいなかったので)。

 4ターン目にはオブリタレイターがグレイハンターを虐殺し、モウラーフィーンド、ディーモンプリンスが続々と本陣へとUターンしてきます。
 こちらはすでにバイク部隊のみですが、こういった包囲された状況こそ、フェンリス魂が燃える瞬間です。
 私としてもがぜんテンションがあがってしまいます(いやぁ、こういうシチュエーションて映画っぽくて格好いいじゃないですか(笑))。

ウォーハンマー40K、ローンウルフの挑戦。#gwjpnclub_c0196210_20452290.jpg


 プレイヤーのテンションがあがると、それは出目にも影響します。
 なんとこのバイカー部隊、モウラーフィーンド、ディーモンプリンス、ケイオスマリーン部隊とついでにカルティスト部隊を次々と打ち破る、まさに獅子奮迅の働きをみせます。

 そして、ウォーロードが拠点を確保出来る関係上、あれだけの劣勢から、なんと5ターン目にゲームが終了したなら、私「拠点確保+ウォーロード撃破+敵戦線突破=3点」、アッシュ氏「拠点確保+先制打撃=2点」の状態にもちこめていた為、私の大逆転という劇的なシーンを演出出来る所まで来たのです。

 しかし。
 無常にもゲームは継続し、6ターン目もなんとかしのいだにも関わらず、さらに継続(笑)。
 なんとゲームは7ターン目まで続いてしまい、自身の拠点確保も放棄して殲滅にきたアッシュ氏の集中射撃の前にこちらは全滅、無念の敗北となってしまいました。

 いやしかし最後の瞬間までどちらが勝利するかわからない、非常にエキサイティングがプレイでした。
 負けたのは悔しいですが、本当に面白い対戦でした。

 とりあえず結論からいうと、ヴァイパージェットバイクは手数が少なすぎる為、ちょっと運用しづらく、ウォーウォーカーの活躍を考えると、ここの数をスカッドロンで増やした方が良いように感じました。
 また、アウタールークよりも、ファーシーアにヘッドクオーターを変更する事でコストを削減し、ウォーウォーカーの方にコストを回したほうが良さそうです。
 現在のビークルは、中から長射程で、攻がそこそこ高い武器を出来るだけ数撃てるようにした方が、個人的に運用しやすい事がわかりました。

 また、ちょっとした思いつきで行った、狩人のサーガとバイク部隊の相性は想像以上によく、これはポイントを高くしたアーミーでも活躍出来るのではないかと、感じました。

 さて、このあたりのスパーリングデータをもとに、さらにアーミー構成をいじっていきたいと思います。
 
 ああ、忘れていました、テーマにしたはずのローンウルフですが、次回のアーミー編成からは抜けそうです(笑)。 
 誰がかわりにテストしてみてあげてくださいませんでしょうか?
by tyranids | 2012-11-08 08:29 | 店内フリーバトル